話題の展示イベント『視える人には見える展・零』にて、会場内装・造作物製作・サイン製作を担当しました
■会社概要
株式会社アートビークルー(本社:東京都千代田区神保町、代表取締役社長:斎藤 正俊)は、空間演出・セットデザインの企画設計から製作・施工までを一気通貫で提供する制作会社です。
このたび〔主催:視える人には見える展実行委員会〕による『視える人には見える展』(会期:〔8月1日(金)〜9月7日(日)〕/会場:〔東京都中央区日本橋室町1-5-3福島ビル1F/B1〕)において、会場の内装施工、造作物製作、サイン製作、現場ディレクションを担当しました。
■イベント概要
『視える人には見える展・零』は、霊能力者の監修を受けた“視える人には見える写真”をテーマにした体験型展示です。
会場は全8エリアで構成され、写真展示のほか再現部屋や映像シアターなど、多彩な演出を通じて来場者が没入感を得られる設計となっています。
2025年8月1日から8月18日まで東京・日本橋「福島ビル」にて開催され、開幕からわずか3日間(8月1日〜3日)で累計チケット販売枚数が2万枚を突破し、大きな注目を集めました。
■当社の担当範囲
当社は本展示において、造作物の製作、会場内装施工、サイン製作、什器設置、ゾーニング調整、現場ディレクションまでを一貫して実施しました。主催者様が描いたデザイン案や大枠の動線計画をもとに、実際の運営に耐えうる施工図面へと落とし込み、安全性と演出性を両立した空間を実現しました。
■制作の工夫ポイント
限られた工期の中で多様な造作物を効率的に仕上げるため、製作工程の最適化と現場での迅速な調整を徹底し、来場者が安心して体験できるよう、強度や耐久性を考慮した造作施工にも注力しました。さらにホラーテイストの世界観に合わせ、仕上げ素材や造形のディテールまでこだわることで、没入感を損なわない空間演出を実現しています。
■今後の取り組み
当社はこれまで、全国規模で放送される大型番組の舞台セット、国内有数のテーマパーク内装、国際的な展示イベントなど、多岐にわたる案件を手がけてきました。こうした経験を通じて培ったノウハウを活かし、エンターテインメントから教育・文化イベントまで、幅広い空間制作に対応できる体制を整えています。
私たちは、お客様の構想を“安心して体験できる空間”として実現することを使命としています。今回の展示でも、限られた工期と特殊な演出要件の中で、安全性と没入感を両立させる施工を行いました。今後も、これまでに培った技術力と現場対応力を活かし、多様な分野で新しい体験を支えてまいります。


